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スペトレ2

昨年12月に『〜もう惨敗は嫌だ!〜日本サッカー再生計画』という番組がフジテレビ系列で
やっていたわけなんですが、その第二段が2007年の12月9日の深夜にやってました。

番組内容としては前回の流れを継承していて

『日本が世界に追いつくためにいかにして『個の力』を高めるか?』

というところに主眼をおいてメッシやルーニー、C・ロナウドなど20代前半で活躍する選手は
10代のころにどんなトレーニングを受けていたか?

若手育成に定評があるバルセロナの下部組織ではどんな形で育成が行われているか、そして
風間さんが発案したのが『スペトレ』の近況みたいな感じでした。

で、気になるバルセロナ育成方法なんですがバルセロナに限らずスペインではあくまで
ゲーム形式のトレーニングが中心なんだそうです。

プロと同じように週一回のリーグ戦があり、『必ず誰でも試合に出場できる環境』を整え、
とにかく試合の場数、実戦をこなしてそのなかで技術や駆け引きを身に付けるという感じでした。

『試合で使えるテクニックでなければ意味がない』

という考えが浸透していて、練習のための練習、見せびらかすためのテクニックは必要ない
という感じでしたね。

指導方針としてはアルゼンチンのリーベルもそうだったと思いますが、基本的にコーチは
「教えない」わけです。すべて選手に考えさせて、気づかせるようにする。

そうすることでピッチの上で起こっていることに対して自分で考えて突破口を見つけられる
ようになるというわけなんですが、日本人はこの『自分で考える』『自分で気づく』という力
が弱く、外国人監督に

『ピッチの上で現実に起こっていることに対処するより、試合前に取り決めた約束事を重視する』

という傾向があるといわれてますよね。このへんの違いはやっぱり育成段階にあるのかな思いました。

自分で気づき、考えて、身に付けたことはコーチに教えられたことより何倍も価値があると
いうことなんですよ。何より状況にあわせて応用が効くというのがありますし。

サッカーに限らず、日本の教育というのはなんでも詰め込もうとしますよね。どんどん積み
重ねていくというか。

しかし、これは有名な哲学者であるソクラテスも言及していたような気がするのですが、本当の
教育とは『引き出すことにある』というわけなんです。

確か教育を示す英単語であるeducationの語源も「educe」といってその人の持っている能力や
魅力を引きだすという意味だったと思います。

バルセロナの下部組織でメッシを指導したコーチも、確かにメッシは体格でのハンデはあるが
それを補い余りうる長所があったので、それをつぶさないように育てたといってましたからね。

【技術や戦術を叩き込むという指導ではなく、選手の個性と戦う気持ちを引き出す指導】

選手のほうも監督やコーチに教えてもらう、指示を待つのではなく、自分で考えるという
ことを意識しないといけないというのはいうまでもありません。

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